亡くなった飼い猫にまつわる不思議な体験
サイトのドメインもcatnip(猫が好んで噛む草・イヌハッカ)としている私は、猫が好きです。
子供のころはずっと犬を飼っていたのですが、ある時、知り合いから身寄りのない猫をもらい受けてから、すっかり家族中が猫派になってしまいました。
昨年、実家で19年生きた猫が亡くなったのですが、その後が色々と不思議でした。
私は不思議な事が好きな割に、霊感はゼロなのですが、母はその手の感覚が鋭い人で、猫はニャンコと言うんですが、ニャンコが亡くなった後、毎日のようにニャンコの影をリビングで見かけると言い出しました。
まあ母ならば、そんな事もあるんだろうと思っていたところ、普段はそんな系統の話を一切信じない父までもが、リビングでよくニャンコの影を見ると言い出しました。
母はともかくゼロ感の父までそんな事を言い出すのは、さすがにただ事ではないと思い、私もニャンコにお線香をあげるために、それから間もなく実家に行ったのです。
ニャンコは元々、私が拾った猫でした。
車通りの激しい通りの歩道で、泥まみれになってうずくまっていた小さな子猫、それがニャンコでした。
ニャンコはほどなく拾った私よりも、母の心をワシッとワシ掴みにして、母はニャンコを大変可愛がり、ニャンコも母に一番懐くようになりました。
それから19年、ニャンコなりに幸せに暮らしたものと信じたい。
それがある夜、ぱったりと息絶えました。
以前から腎臓を悪くしていたものの、薬を飲みながら元気にしていたのですが、ある夜、母が出かけている間に、父に看取られながらぱったりと逝ってしまいました。
これはニャンコにとっても、突然のお別れだったのかもしれません。
その少し前、実家のそばの家で飼っていたペットが亡くなって、友引に火葬をしたという事でした。
母はその話をニャンコが亡くなった後思い出し、そういえばニャンコが亡くなる日の朝、いつものように玄関の掃除をしようとドアを開けたら、ニャンコが天井を見上げて聞いた事もないような大声で鳴いた、確かあの家で飼っていた、友引に火葬された子は大きな鳥だったね、とそんな話をしました。
ともかくニャンコは自分が死んだことを分かっていないような、そんな感じでリビングに来ていたようです。
そして毎晩のように母の夢枕に立つというのです。
そんな話を聞いて「ニャンコは私が拾ってきたのに、私のところには全然来てくれないよ」と、ほんの冗談で母に話してからお線香をあげ、私は家に戻りました。
それから数日した早朝、ゼロ感の私をほぼ人生で初めての金縛りが襲いました。
すぐ隣には夫が寝ており、私の腕の中ではうちで飼っている猫がぐっすり寝ている、その中で私だけが、全身身動きが取れない状態で、あまりの圧迫感に目がサワサワします。
貧血で倒れる直前の、目がチカチカサワサワするような感じです。
これは絶対目を開けたらマズイ気がする・・・だから薄ーく目を開けてみて、ヘンな物が見えたら速攻で目を閉じよう。
そう思って薄目を開けてみると、早朝の白けた景色の中に、うっすらと猫の姿が透けて見えて、耳元で「にゃー、にゃー」と2回、鳴き声が聞こえました。
「あっ、これはニャンコだ・・・ニャンコが来たんだ」とすぐに分かりました。
ニャンコは2回耳元で鳴いたあと、すぐにフッと消え、それと共に金縛りもスッと解けました。
その日はニャンコの四十九日でした。
猫も人間と同様に、亡くなってから49日間は、この世であちこち縁のある場所や人に会いに行くのでしょうか。
また母もその同じ日に、ニャンコの声が2回聞こえて、そのあと影がスッと天に昇っていった、それっきりニャンコの影は見えなくなったと言うのです。
じゃあニャンコはきっと天国に行ったんだね、と2人でニャンコの成仏を願いました。
これが私自身、初めての不思議な体験でした。
何であれ命あるもの、自分と縁あって一緒に暮らす生き物は心を持っている、大切にすべき存在なんだなと、つくづく思います。
ニャンコもきっと私のぼやき(笑)を聞いて「しょーがないなあ・・・」と、来てくれたのでしょう。
おとなしくて優しい猫でした。
それと友引に火葬(お葬式)は、ペットといえどもやっぱり、あまりしない方が良い気がします。
それがニャンコの突然死に関わりがあるかどうか、分かりませんが、ニャンコの亡くなる当日の様子は、ただ事ではなかったから、ドアを開けた時に何かが入ってきたのかもしれないと、母は気にしていました。
まあ、この件はリアルではご近所さんに言えない話なのですが、古来から葬儀に友引を避けるのは、それなりに理由があるように思います。
護符は「庶民のお守り・お呪い」
恋人が欲しい、結婚したい、健康を取り戻したい、もっとお給料を上げたい、お金持ちになりたい・・・。
人には誰にでも、胸に秘めている叶えたい願望があるのではないでしょうか。そんなとき、パワースポットを訪れて元気をもらう方もいれば、もっとまっすぐで強力な方法を求める方もおられるかと思います。
そして、そういった方に試していただきたいのが「護符のパワー」です。
護符とは、たとえ誰にも話せないような願望であっても、それが他の人を傷つけたり、誰かの不幸を願うような願望でない限り、あなたの願望に応じて、その時最もふさわしい方法で、あなたの進む道を拓いてくれるもの、いわば自分専用のお守りのようなものです。
現在「京都 かなえや」さんというところで、陰陽道の修行を積んだ巫女さんがその護符を書いてくれるのですが、もしかしたらパッと見は「呪文のようなものが一杯に書かれた、怪しいおふだ」にしか見えないかもしれません。
護符は確かに日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、実は台湾や香港などでは、持っていない人を探す方が難しいほど、人々の生活に溶け込んでいる“庶民のお守り・お呪い”のようなものなのです。
さらに護符は特に力(験)のある人物によって書かれたものが良いとされているため、本場の台湾などでは、ご利益があると評判の護符になると、何万円もするものも珍しくありません。
そんな自分だけのために作成された護符を密かに(人に見られると効力が落ちるとされています)持ち歩き、自らの願望を込めることで望ましい道を拓く・・・そんな護符のパワーを私自身、実感した体験があります。
私の護符パワー体験談はこちら >>
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