私の歴代長財布と金運の推移
春に新調する財布は「貼る(春)財布=お金がザクザク入る財布」と言われ
新しいお財布を買い換えるのに、とても適した時期とされています。
“松井棒”でおなじみの松井和代さんもお話されていましたが、
実は財布にも寿命というものがあり、出来れば2~3年に一度は新調する方が良く
あまりに古い財布を使い続けていると、金運が下降するという話もあります。
スーパーリッチは薄くて高級な長財布
これも聞いたことがある方も多い話だと思いますが、
お金持ちは長財布を持つ人が大変多いのです。
実は私自身、ある時、長者番付に入るほどのお金持ちの財布を見る機会がありました。
それはエルメスの薄い長財布で、厚みは1センチあるかないか。
恐らく紙幣とカードのみで、小銭は入っていないのだろうと思いました。
よくテレビなどで紹介されるお金持ちとか、セレブと呼ばれる芸能人のお財布の中には
分厚い札束が入っていて、食パンほどの厚みがあるものも見ますが、
そういう人たちの遥か上を行く、スーパーリッチのお財布と言うのは
実はすごく薄く、無駄なものが一切入っていないお財布だったのです。
これは私のお財布に対する認識が、ちょっと変わった瞬間でした。
金運の上がる財布を探して
それまでは、丸井で買った二つ折りの、ゴルティエの財布を使っていた私でしたが
エルメスの長財布を目にして以来、どうしても長財布が欲しくなり
かといってエルメスなど手が届くはずもないので、
自分でも買える範囲のもので、理想の長財布を探すことにしました。
そして金運と財布の関係を調べているうちに、
風水の五行相生という考え方にぶちあたりました。
それは自然界の法則のようなもので、
自然界を形成する5つの要素「木・火・土・金・水」の相性を表すもので
その相性は以下の表のようになっています。
木は火を助け、火は土を、土は金を、金は水を・・・ということで
初めてこの表を見た時、よく「金運が上がる財布」としてゴールドやシルバーなどの
メタリックな財布が良いと言われるのは、ただ色がお金っぽいからではなくて
この風水の表に基づいた話なのかな?と思いました。
そこでこの表をふまえ、使いやすさやスタイルを吟味して
初めて手に入れたのが、この長財布でした。
(もう3代前のものなので、痛みが激しいですが・・・)
形は長財布、色はメタリックシルバー、カード入れが「8」個あって、長さが「21」センチ。
「Girasole(ジラソーレ、イタリア語で“ひまわり”)」という定番モデルの長財布で
新品状態のものは、HIROKO HAYASHIの公式サイトで見ることができます。
名前が黄色い大きな「ひまわり」ということで、黄色も金運を呼ぶ色ですし
何より大変美しく、それまでの自分の手持ちの財布とは
比較にならないほどの高級感がありました。
この「高級感」というのも、金運を呼ぶためには欠かせない要素であり、
さらにこの財布を構成している8と21という数字は
どちらも風水において開運招福・金運上昇を招く番号です。
もしかしたらデザイナーの HIROKO HAYASHI という人は
そこまで考慮に入れて作っているのではないか?と思うほど、
これは私にとって完璧に理想的な、金運を上げるための長財布だと思えました。
以来、 HIROKO HAYASHI の長財布ばかりを使うようになって
今年(2014年)で8年目になりました。
今はこんなシリーズも出ています。
私の歴代長財布と金運の推移
初代:Girasole(3年間使用)
そういうわけで初めての長財布「Girasole」を使っていたころは、私はまだ未婚で
ボーナスが入れば旅行、月に数回は友達と食事、洋服に化粧品・・・と、
お金は働いたなりに入るけども、出て行くほうも派手だったという気がします。
しかし使っていた割には、どうにか結婚資金も貯められて、
あまり資金繰りに苦労することなく、
大きな出費も手元のお金で何とかなっていました。
ですから私にとって「Girasole」は
お金を投資(社交、習い事、旅行など)して、経験と伴侶が得られた財布
と言えるかもしれません。
この財布の時はそれなりに若く、貯金はせいぜい最大で200万円くらい
それも結婚を意識したから貯められたのであって、
そうでなければ、どんどん旅行や習い事に使っていたと思います。
とはいえ当時手をつけたことは、今にもつながっているので
お金は使ったけれども、その分のリターンはしっかりあったと言えるかもしれません。
こうして振り返ってみると「Girasole」は改めて、
既婚女性よりも、未婚女性にふさわしい長財布だったんだな~と思います。
二代目:Frangente(4年間使用)
結婚した年に、ちょうど使用して丸3年を迎えていた長財布を買い換えることにしました。
私は初代「Girasole」にとても満足していたので、次も HIROKO HAYASHI しかない、
それも当時限定品として出ていた
「Frangente(フランジェンテ、イタリア語で“打ち寄せる波”)」という長財布を選びました。
当時、これを選んだのにも自分なりに理由があって、
・白色は風水で「金」を象徴する色であること
・型押し加工がなんとなく蛇、もしくはワニっぽい(金運良くなりそう)
・波、つまり水も「金運」と縁があること
こういった理由から、「Frangente」を私の結婚生活スタートの相棒に選びました。
しかし結果から言うと、この「Frangente」は
経済面で何かと苦労する時期を共にする長財布となってしまいました。
まずこの時は、独立した夫の仕事を軌道に乗せるべく奮闘していた時期で
ほとんど収入もなく、お互いの独身時代の貯金を崩して暮らしていました。
しかし4年間を通して、本当にどうしようもない窮地に陥るはめにはならず、
もう駄目か・・・と覚悟していると、ポツン・・・と仕事が入って一息つけたり、
思いがけないところから忘れていたお金が出てきたりと、
「Frangente」の名誉のために申し上げると(笑)
いつも万事休すにはならずに済むという、不思議な助けも得られていたように思います。
でも“名は体を表す”という諺のとおり、「Frangente」を使っていたときは
我が家の金運も「寄せては返す波」のごとく、不安定なものでした。
ただ波は大きく引けば、大きく返ってくるものでもあります。
不思議とその点も合致していたようで、始めこそ二人ともスッカラカンになったものの
一つ、二つと受けた仕事を一生懸命やっていくうちに、
少しずつ、本当に少しずつでしたが、仕事が入り始めるようになりました。
もらった仕事を一生懸命やって返せば、
寄せてくる波(収入)も、その分少しずつ育ってくる
そういう意味でも「Frangente」の名の通りだったな、という気がします。
そして私は今もこの「Frangente」をとっても気に入っています。
多分、苦労を共にした戦友のような気持ちがあるのかもしれませんが、
(持ち主の戦いはまだまだ続くでしょうが・・・)
お役御免になった後も、ずっと取っておきたいと思っています。
三代目:Estate
三代目の HIROKO HAYASHI の長財布は、私もちょっと大きく出てみることにしました。
その名も「Estate(エスターテ、イタリア語で“資産、邸宅”)」。
ウサギ小屋に暮らす庶民が何を、というほどの大スケールの名前に加えて
今までにないほど、しっかりと重厚感のある長財布です。
使い心地も今までで一番どっしりとして堅く
「ここに入ったお金は何が何でも守り抜く!」という頼もしさを感じます。
「Estate」という名は本来、「花より男子」の道明寺くらいにしか似合わないでしょうが
もうここにきて私は、HIROKO HAYASHI は
風水を意識して長財布を作っているに違いない、と勝手に確信するに至りました。
そう感じる理由は
・これまでの財布体験からも、財布につけられた名前は重要(それが「資産」とは…)
・編みこみ仕上げで生まれる、無数の小さな四角(四角形は風水では金運を表す)
・色は五行の「土」を表す薄茶色(これは自分で意識して選びましたが)
ということで今回、私は五行の「土」を象徴する財布を選びました。
それというのも、これまでストレートに「金」を表す長財布を意識して選んできましたが、
もう一度五行の表を見てみると、実は「金」を生み出すのは「土」なんだということに
今更気づいたからです(笑)。
そしてその事をふまえて、HIROKO HAYASHI の長財布のラインナップを見ると
不思議なことにやはり”土、大地”がモチーフのものが多いんです。
だからやっぱりもしかして、
金運を呼ぶのは「金」ではなく「土」なんじゃないかと考えた次第です。
(正しいかどうかは分かりません。)
二代目までの長財布を振り返ってみても
・入ってくるが出ても行く
・窮地に追い込まれても何とかなる
ということで、それだけでも充分有難いことではあるのですが
いまいち余裕を得ることは出来ませんでした。
もちろんそれは財布だけが原因ではありませんが、「金」の気を持つ財布の時は
傾向として、お金がただ通過する、自分の元に留まってくれない感があった気がします。
それがもしかして「金」の一つ前、「金」を生む「土」の気を持った長財布で
少し変わっていくかな?というのが、ここから数年の私の実験になります。
そしてもしこの先、本当に少しずつ上向きになっていくとしたら
自分なりの「金運財布」の答えが出るかな、とその時を今から楽しみにしています。
最後に HIROKO HAYASHI の長財布が
本当に風水に基づいて作られているかは分かりませんので、
これはただ、一ファンの仮説と思って読んでいただければと思います。
ただ何となく私はそんな気がしていますし、もし全く私の勘違いだとしても
HIROKO HAYASHI の長財布が、素敵で使いやすい事に変わりはないので
個人的に、これからもずっと愛用したいと思っています。
左から「Estate(資産・邸宅)」、「Nave(船)」、「Terra(大地)」。