出雲大社への縁結び祈願一人旅
縁結びのパワースポットとして全国的に有名なのが、島根県にある出雲大社です。
ここは大国主命さまを主祭神としてお祀りしている神社で、パワースポット好きならば一度は訪れてみたい場所ではないかと思います。
私は当時関東に住んでおり、あるとき金曜に有給をとって、3日間の日程で島根県へ行きました。
関東から島根県までは、羽田からJALに乗って1時間ほど、出雲大社の最寄となる出雲空港に就航しているのは現在JALのみなので、必然的に航空券はJALの往復。
さらにこの時は、他の神社も周る予定だったので、レンタカーも借りる必要がありました。
というのも例えば八重垣神社のような割と街に近い神社であれば、公共のバスで行くことも出来ますが、私はせっかくなので須佐神社や熊野大社にも行く予定を立てたのです。
しかしこの2つの神社はかなり辺鄙なところにあるため、公共交通機関では有効に時間を使えないだろうということで、レンタカーという選択肢になりました。
本当なら往復航空券とレンタカー、それにホテルをそれぞれ別個で予約すると、それはかなりの金額になるのですが、JALパックプランというのを利用することで、グッと費用を抑えることが出来ました。
このパックプランがお得というのは友人から教えてもらった情報でしたが、私の場合、このパックプランがあったおかげで、レンタカーでの出雲一人旅が実現したようなものです。
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そういうわけでウキウキ気分で出雲空港に到着すると、すぐにレンタカーで出雲大社に向けて出発できました。
また出雲大社には広大な無料駐車場もあるので、車で旅する場合でも助かります。
手水舎で身を清め、思いっきり念を込めてお参りし、境内を心行くまで散策し、出雲そばのお店で昼食。
この日は出雲大社の後は、パックプランでセットになっていた松江市内のホテルにチェックインするだけなので、ゆったりした時間を楽しみました。
そして翌日は、八重垣神社、須佐神社、熊野大社を巡る忙しい一日です。
朝8時にホテルを出発し、まずは八重垣神社で向かいました。
ここは「鏡の池の占い」で有名なところなので、午前中からかなりの参拝客の数でした。
社務所で100円のお納めと引き換えに占い用紙を受け取り、裏手の森にある鏡の池へ向かいます。
そっと占い用紙を池に浮かべ、その上の中心に10円硬貨を置いて待つ事しばし・・・。
15分以内に沈めば良縁が結ばれる、と案内板に書いてありますが、実際は15分もかからず沈む人がほとんどで、私自身も5分くらいで、それも池の手前のふちをかすめるように沈んでいきました。
ですから占い結果としては「2~3年以内(数々の体験談から、大体2分で1年とカウントしました)にごく身近な人と結婚する」ということで、実際その時付き合っていた今の夫と、それから2年後くらいに結婚しました。
占い結果にも満足し、次は須佐神社を目指してハンドルを握りました。
ふと見ると、八重垣神社前のバス停留所には長蛇の列・・・。
やっぱり自分のペースで動けるのは有難いものです、特に時間の限られた旅行者にとっては。
ナビの案内に従ってドライブを楽しむ道すがら、宍道湖も見ることが出来ました。
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そして須佐神社に到着。
さすがに交通が不便な神社は人も少なく、その分ゆっくりと参拝出来ますし、宮司さんとお話も出来ました。
江原さんが非常に強力なパワースポットとして須佐神社を紹介してから、お客さんが随分増えて有難いそうですが、ご神木の根元が踏まれて傷んでいるというお話でした。
これは私自身もどこかでやってしまった事と思い、反省しました。
立派な木を見ると、つい我を忘れて木肌を撫でたくなったりするものですが、傷つけないよう注意をしなくてはいけませんね。
須佐神社はその名の通り、スサノオノミコトをお祀りしているのですが、ここの向かい側にはお姉さんである天照大神のお社もあるのです。
そしてその先に、川べりに抜けるちょっとした木のトンネル、うっそうと茂った木の間に通る小道があるのですが、その景色がとても素敵で感激しました。
何かジブリ映画ような、森の精霊がふっと現れそうな雰囲気があって、コンビニで買っておいたお茶とお弁当を食べながら、しばらく森の小道と川べりを堪能しました。
心ゆくまで須佐神社を堪能したあとは、本日最後の目的地、熊野大社へと向かいます。
ここは本当に、バスなんか通るの?と思うような山の中にある神社で、限られた日程の旅行者が行こうと思えば、やはりレンタカーしか手立てがないようなところでした。
しかしこの熊野大社があまりにも素敵で、正直な話、出雲大社が霞むほどの感激を覚えました。
その感激は参拝から時を経たいまでも「好きな神社ベスト5」には入るほどで、私の中ではここを超える神社には、そうそうめぐり合えないだろうと思うほどです。
背後には蛇山という山がそびえており、緑に囲まれている境内は、全体が明るくて開放感に満ちている気がしました。
熊野大社の中心のお社にはスサノオさま、右隣には奥様のクシナダヒメさま、左隣にはお母様のイサナミさまと、息子を中心に嫁姑という配置になっています。
またやはり和歌山の熊野三社とも関係があるようで、定かではないものの、和歌山の熊野三社は元々、この出雲の熊野大社の御分霊が広まったもの、つまり世界遺産にもなっている熊野三山の起源はこちらだったという話もあるようです。
私には霊感のような物は全くありませんが、そんな私でもここは他とは別格の神々しい空気、ハンパではない大物感が感じられたので、熊野三山の起源だという話も本当かもしれないなと思いました。
とにかくあまりにも熊野大社に魅了されてしまい、ウロウロと小一時間も境内をほっつき歩き、感激を胸に帰路につきました。
翌日は松江城、小泉八雲の家などを巡ってから、出雲空港へ向かいレンタカーを返却、そのままJALに乗って帰ってくるという、目一杯時間を有効に使えた旅でした。
次は夫婦でまたいつか、行ってみたいと思っています。
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