延命地蔵堂(えんめいじぞうどう)
広島県呉市にある延命地蔵堂は、不思議な言い伝えが多く残るお地蔵様です。
天保の飢饉の際、多くの災害によって餓死した人々の遺体が、飢饉から20年後に見つかりました。
その無縁仏を澤原八右衛門という人物が哀れに思い、供養のために宮原村の海岸に地蔵尊を立てたというのが、この延命地蔵堂の始まりで、のちに海岸が呉の海軍基地となったため、現在の位置に移転安置されました。
しかしある日、若者が悪戯で地蔵の首を取り、谷間に投げ込んだことがあったそうです。
するとその心無い若者は、時をおかず激しい腹痛に見舞われ、そのまま命を落としたため、信者たちは慌てて首が無くなった地蔵に新しい首を用意したのですが、間もなく再び首が消えてしまったことから、いつしか人々はそのお地蔵様を「首なし地蔵」と呼ぶようになったそうです。
ところがしばらくして、どこからか消えたはずの2つの首が再び戻って来たので、今度は新しく胴体を作って二体のお地蔵様をお祀りするようになったそうです。
このような不思議な言い伝えの残る延命地蔵堂は、お地蔵様を抱きかかえる事で、病気平癒のご利益があると伝えられています。
現代でもそのお地蔵様のご利益を求めて、病気に苦しむ多くの方々がお参りをしており、小さいながらも人の絶えないお堂となっています。
体の不調・ご病気にお悩みの方や、健康を維持したいという方は、この延命地蔵堂を訪れてみると良いかもしれません。
延命地蔵堂の主なご利益・こぼれ話
・開運招福・健康増進
・病気平癒
所在地
広島県呉市宮原13-9-12護符は「庶民のお守り・お呪い」

恋人が欲しい、結婚したい、健康を取り戻したい、もっとお給料を上げたい、お金持ちになりたい・・・。
人には誰にでも、胸に秘めている叶えたい願望があるのではないでしょうか。そんなとき、パワースポットを訪れて元気をもらう方もいれば、もっとまっすぐで強力な方法を求める方もおられるかと思います。
そして、そういった方に試していただきたいのが「護符のパワー」です。
護符とは、たとえ誰にも話せないような願望であっても、それが他の人を傷つけたり、誰かの不幸を願うような願望でない限り、あなたの願望に応じて、その時最もふさわしい方法で、あなたの進む道を拓いてくれるもの、いわば自分専用のお守りのようなものです。現在「京都 かなえや」さんというところで、陰陽道の修行を積んだ巫女さんがその護符を書いてくれるのですが、もしかしたらパッと見は「呪文のようなものが一杯に書かれた、怪しいおふだ」にしか見えないかもしれません。
護符は確かに日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、実は台湾や香港などでは、持っていない人を探す方が難しいほど、人々の生活に溶け込んでいる“庶民のお守り・お呪い”のようなものなのです。
さらに護符は特に力(験)のある人物によって書かれたものが良いとされているため、本場の台湾などでは、ご利益があると評判の護符になると、何万円もするものも珍しくありません。
そんな自分だけのために作成された護符を密かに(人に見られると効力が落ちるとされています)持ち歩き、自らの願望を込めることで望ましい道を拓く・・・そんな護符のパワーを私自身、実感した体験があります。
私の護符パワー体験談はこちら >>
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