伊勢神宮(いせじんぐう)
言わずとしれた日本の八百万の神様・神社の頂点として神代の時代から崇敬を集めているのが、三重県伊勢市にある神宮です。
神宮とは内宮と外宮、その他の摂社をあわせた総称ですが、ここでは特に内宮と外宮について触れていきます。
私が初めて伊勢神宮に行ったのは4~5年前で、一人旅でした。
JR伊勢市駅近くの宿に泊まって、翌朝早く外宮からお参りに行きました。
外宮は伊勢市駅から歩いても10分ほどの距離で、朝6時に着いたときにはもうきちんと、鳥居に真新しい榊が供えられていたのを思い出します。
外宮の主祭神は豊受大神(とようけのおおかみ)様と言う、五穀をつかさどる女神様で、内宮の天照大神様のお食事係という重要な役割を果たされています。
そして外宮には多賀宮(たがのみや)という、少し小高い丘に建てられたお宮があり、ここは特に神聖な場所という印象を受けました。
辺りを見渡せる高い位置にあるせいかもしれませんが、近くには池もあって、丘全体に緑が茂っていて、個人的に多賀宮は外宮のベストスポットではないかと思います。
次に伊勢市駅(外宮)から内宮へは、バスで行くのが便利です。
外宮の前から内宮行きのバスが、多分20~30分おきに出ていると思いますので、それに乗ると20分くらいで、内宮に到着します。
こちらはもう朝8時くらいからものすごい人で、神聖な空気というより活気を感じるお宮でした。
神様のお使いの馬や鶏が居たり、五十鈴川のほとりに腰掛けて休んだりと、多くの人が思い思いの楽しみ方が出来る点でも、外宮より開放的で懐が深い、優しい雰囲気を感じます。
そういえば私も皆にならって五十鈴川のほとりに腰掛けていたら、地元のおじいさんに声をかけられたことがありました。
おじいさんは毎日内宮を散歩しているそうで、一人で来ている人に声をかけて、しばしコーヒーに付き合ってもらうことでボケ防止に励んでいるとのことで、私も思いがけず、おじいさんに協力することになったのです。
元航空機のエンジニアだというおじいさんの案内で内宮にお参りしたあと、内宮のそばにある美術館に行き、コーヒーを飲みながら話をしていたら、あっと言う間に時間が過ぎて、おかげ横丁を巡る時間はなくなってしまいましたが、少し変わった、良い思い出をいただきました。
でもとにかく内宮はいつも人が多くて、バスの運行が始まる時間より前に行かないと、おそらく静かな内宮散策は難しいのだろうと思います。
それと非常に残念だったのがツアーで来ていたらしき、中国の観光客の人たちでした。
ごく一部の人だけとは思いますが、ご神域でツバを吐くのは本当に勘弁してほしいものです。
そういうわけで正直なところ、普通の旅程で行ける時間帯では、私は外宮の静かな雰囲気の方が好みだったのですが、一度くらいは早朝の、まだ人がまばらな内宮も味わってみたいです。
そうしたら印象も変わるかもしれませんね。
伊勢神宮の詳細情報
伊勢神宮の主なご利益・こぼれ話
・その他(ただただ、日々の感謝を捧げたくなります)
所在地
三重県伊勢市宇治館町1 (HP)護符は「庶民のお守り・お呪い」
恋人が欲しい、結婚したい、健康を取り戻したい、もっとお給料を上げたい、お金持ちになりたい・・・。
人には誰にでも、胸に秘めている叶えたい願望があるのではないでしょうか。そんなとき、パワースポットを訪れて元気をもらう方もいれば、もっとまっすぐで強力な方法を求める方もおられるかと思います。
そして、そういった方に試していただきたいのが「護符のパワー」です。
護符とは、たとえ誰にも話せないような願望であっても、それが他の人を傷つけたり、誰かの不幸を願うような願望でない限り、あなたの願望に応じて、その時最もふさわしい方法で、あなたの進む道を拓いてくれるもの、いわば自分専用のお守りのようなものです。
現在「京都 かなえや」さんというところで、陰陽道の修行を積んだ巫女さんがその護符を書いてくれるのですが、もしかしたらパッと見は「呪文のようなものが一杯に書かれた、怪しいおふだ」にしか見えないかもしれません。
護符は確かに日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、実は台湾や香港などでは、持っていない人を探す方が難しいほど、人々の生活に溶け込んでいる“庶民のお守り・お呪い”のようなものなのです。
さらに護符は特に力(験)のある人物によって書かれたものが良いとされているため、本場の台湾などでは、ご利益があると評判の護符になると、何万円もするものも珍しくありません。
そんな自分だけのために作成された護符を密かに(人に見られると効力が落ちるとされています)持ち歩き、自らの願望を込めることで望ましい道を拓く・・・そんな護符のパワーを私自身、実感した体験があります。
私の護符パワー体験談はこちら >>
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